グローバルにつながるオンライン日本語教育シリーズ 第10弾
前半(21:05~22:00)の発題題目・概要
発題番号(1)
北インドの初中等日本語機関での連想法を用いたひらがな教材開発―現地調査
羽持悠希(一橋大学大学院生)・井元麻美(京都外国語大学大学院生)・目黒裕将(エイム奈良国際アカデミー)
※2022年度日本語教育グローバル人材奨励プログラム受給者
私達は北インドの初中等日本語教育でひらがな導入に使える連想法を用いた教材開発を始めました。2022年度は、ひらがなカードにする語を決めるための現地調査を行いました。その結果の共有と今後の計画やカードにするイラストのことなどを一緒にお話しできればと思います。
発題番号(2)
日本語学習者を社会的存在として捉える教育活動について考える
倉八順子(東京富士語学院・和洋女子大学)
日本語教育の参照枠における言語教育観の柱の一つに「日本語学習者を社会的存在としてとらえる」があります。多文化共生社会を創造していくという理念の実現のためには、学習者を「新たに学んだ言語を用いて社会に参加し、より良い人生を歩もうとする社会的存在」としてとらえ、対話活動を行うことが重要だと考えて教育実践を行っています。どのような教育実践・対話活動が「学習者を社会的存在としてとらえる」ことにつながるかをみなさまと考えたいです。
発題番号(3)
日本語教育の中に英語使用者としての気づきをいかに取り入れることができるか
中井延美(明海大学)
日本語教育関係者には、生活や仕事、研究等で英語を使用する機会がある人が少なくないだろう。本セッションには、そのような方々に集まっていただき、次の2つの問いについて意見を交換したい。[1]日本語教育に携わる英語使用者としての「両言語に対する気づき」からどのような知見が得られるか。[2]それらの知見を日本語教育の中にいかに取り入れていくことが可能であるか。
発題番号(4)
少数言語組み合わせ家庭の継承語教育を支援する取り組みはどのように可能か?
荻田朋子(大阪大学大学院博士後期課程)
※2022年度日本語教育グローバル人材奨励プログラム受給者
少数言語組み合わせ家庭の継承語教育の支援に向けて、日蘭家庭の保護者へのインタビューから、家庭内での継承語教育を動機付ける要因について調査している。現在は7名の日蘭家庭の保護者にインタビューを終えた。発題者は少数言語組み合わせ家庭の当事者として、継承語教育の困難さに直面している。子どもたちの多様な言語的文化的資源の涵養のためにどのような「場」の創出が必要であり、それはどのように可能であるかを考えたい。
発題番号(5)
役割語をどのように教えていますか?
加藤恵梨(愛知教育大学)
ポップカルチャー作品を用いて日本語を教えた経験のある方が多いと思いますが、その際、役割語についてどのように説明していますか。例えば、実際の日本語では失われつつあることばの性差も、ポップカルチャー作品では多く見られます。そのようなギャップをどのように説明しているか、どのように教えたら良いのかについてみなさんと話し合いたいと思っています。
発題番号(6)
オンライン動画プロジェクトの可能性―4カ国の学習者をつなぐ実践を終えて
友宗朋美(筑波大学大学院)・薛安捷(筑波大学大学院)・陳雨詩(筑波大学大学院)・大竹春菜(筑波大学大学院)
※2022年度日本語教育グローバル人材奨励プログラム受給者
筆者らは、2022年10月から12月にかけて、日本・アメリカ・中国・タイのオンライン共同プロジェクト「Nihongo Movie Project」を実施しました。海外の学習者が授業以外でも日本語を使用し自分自身を表現したり、簡単な日本語でやりとりしたりできる場の構築を目指し、映像作りを通した文化や生活の発信・交流活動をPadletを用いて行いました。当日は、その成果や課題の共有、意見交換などができればと思います。
発題番号(7)
音楽・アートを取り入れた日本語教育実践―パラグアイ・アスンシオン日本語学校におけるCLD児のアイデンティティの変化に着目して
多々内風花(南山大学3年生)
※2022年度日本語教育グローバル人材奨励プログラム受給者
本研究では、パラグアイのアスンシオン日本語学校の音楽やアートを取り入れた教育実践に着目し、活動に関わった先生方や複数言語・複数文化環境(Culturally and Linguistically Diverse, 以下CLD)で育つ生徒さんにインタビュー調査をすることで、音楽活動を通したCLD児のアイデンティティ変容を考察した。また、演奏したり歌ったりすることで自分を表現する音楽やアートを取り入れたことばの教育の可能性について探った。この経験を踏まえ、卒業論文では、さらなることばの教育における音楽やアートを取り入れた活動の可能性ついてさらに明らかにしていきたいと考えている。
発題番号(8)
日本と世界をつなぐオンライン交流会を目指して―日本と中国のオンライン交流会の実践から見えてきたこと
細井駿吾(クアラルンプール大学)・片上摩紀(環太平洋大学)
日本と中国の大学間におけるオンライン交流会を2021年に1回、2022年に複数回実施しました。海外の日本語学習者、日本にいる日本語学習者や日本人学生、教師それぞれの考える良い点、改善点が見えてきました。本発表では、それらの点について触れながら、今後日本と世界をつなぐために、オンライン交流をどのように実施していくべきか皆さんと意見交換をしたいと思います。
発題番号(9)
エンジニアを対象とした日本語教育における直接法実践
ボー・ティー・バオ ・アン(Nova College)
左脳が右脳より強くて、外国語学習が苦手と思われているエンジニアであるベトナム人日本語学習者向けの授業における直接法の実践及び結果を共有したい。同時に経験が豊かな先生との日本語教育情報交換ができるのは本交流会の参加目的です。
発題番号(10)
リアクションペーパーの応用可能性―日本語教育における日常的フィードバックの再考
田野茜(京都大学教育学研究科)
授業の振り返りの役割を果たしつつ、授業の中での授業者と学習者の対話を促すものとされている「リアクションペーパー」を、出席管理システムにコメント欄をつけるという形で、高等教育機関での留学生向け授業に導入してみました。コメント欄に書かれた質問や要望に対して、授業者によるフィードバックをすることにより、双方向の対話を促すだけではなく、「ジャーナル」(倉地 1992)としても活用できるのではないかとの気づきを得ました。当日は、ご参加の皆様と「リアクションペーパー」の可能性と効果的な活用方法について意見交換したいと思っております。
発題番号(11)
オンラインOJAE(Oral Japanese Assessment Europe)道場―CEFR準拠OJAEに基づき,日本語教師が協働鍛錬する拠点
山田ボヒネック頼子(EIJaLE, e. V.(ドイツ登録公益社団法人)ヨーロッパ日本語教育学研究所)・萩原幸司(名城大学)・梅津由美子(ベルリン日独センター)・大室文(佐賀県国際交流協会)・酒井康子(ライプチッヒ大学)・高木三知子(ブラッセル日本人学校補習授業校)・鞠古綾(ヴェネツィア・カフォスカリ大学)・劉星(北京理工大学珠海学院)
先ず、発表者を含む研究グループ(以下OJAEグループ)がCEFRに準拠して開発した、日本語口頭産出能力評価法であるOJAE(呼称「オジャエ」)を紹介する。そして、OJAEグループが2021年9月にオンラインで開設した、OJAEを通して鍛錬する場であるOJAE道場での実践を報告し、オンラインであるからこそ可能となった、長期的に運営される教師研修の可能性を示唆し、共に対等な立場で学び合う場へ参加者を誘うこととしたい。
発題番号(12)
教材開発とお金の話
中川健司(横浜国立大学)
教材の開発には一定のコストが必要であり、それをいかに賄うかは重要な問題ですが、その中で金銭的な見返りのない無報酬労働、いわゆるアンペイドワークが前提になっていることも少なくないのではないでしょうか。しかし、それでは、教材開発に継続的に関わることは難しくなり、それは教材の質の低下にもつながります。ここでは、質の良い教材を安定的かつ継続的に学習者に提供する環境作りのためにはどのようなマネジメントが必要なのかについて議論したいと思います。
発題番号(13)
「学び続ける」日伯日本語教師育成研修会
Mukai Felipe Naotto (筑波大学大学院)・飯田朋子(ユライ・ドブリラ大学プーラ)
※2022年度日本語教育グローバル人材奨励プログラム受給者
日本の日本語教育スペシャリストと約8割が公教育機関以外に所属しているブラジルの日本語教師をオンライン研修会を通して繋げ、課題や実践などを共有し合える「学び続ける」教師ネットワークの構築を促進させることを試みる。プロジェクトの最後に、教師養成や教師研修を行っている機関にインタビューを行い、ブラジルで直面している様々な課題を把握する。
発題番号(14)
「教師未経験者」のための教師研修を考える―「学習者」から「教師」になるために必要なこと
青木さやか(ウズベキスタン日本センター)・ナシモワ・バホラ(ウズベキスタン日本センター)
みなさんの教育機関では「ノンネイティブで教師経験のない教師志望者」のために、どのような研修を行っていますか? ウズベキスタン日本センターでは、教師経験の長いノンネイティブ日本語教師と日本語専門家が協力し、教師未経験者のための研修を始めました。この交流会では、センターで実施している教師研修の実践例をお話ししながら、教師研修や養成のご経験・アイデアをみなさんからお伺いし、今後の研修に役立つヒントを探したいと考えています。
後半(22:00~22:55)の発題題目・概要
発題番号(15)
日本語学習の動機づけを支えるオンラインの実践活動―L2理想自己の観点から
鈴木雅(南山大学4年生)
※2022年度日本語教育グローバル人材奨励プログラム受給者
彼らはどうして日本語を学ぶのでしょうか。そこには、「日本語を勉強して、こんな自分になりたい!」という想いがあるからかもしれません。今回は、米国で日本語を学ぶ方に日本語に関連した「なりたいジブン」を思い描いてもらい、それをオンラインイベントで共有するという取り組みをしました。発題では、この実践を通して、私が学んだことをご共有できたらと思います。
発題番号(16)
認知言語学の日本語教育への応用と有効性の検証について
Wenlian Huang (北陸先端科学技術大学院大学)
私は、認知言語学の理論に基づき、日中言語の空間表現の違いをイメージスキーマの拡張の違いとして明らかにし、その裏にある認知の違いを考察する研究をしています。将来は本研究の基盤にある考え方を教育に展開することを望んでいます。自分は日本語学習者として、日本語学習における難点は多義語、助詞、授受動詞、使役表現などがあると思います。これらの点をより良く把握するために、認知言語学の知見、特にイメージスキーマの提示が有効ではないかと考えています。実際の教育現場で、すでに同様の取り組みがあるか、イメージスキーマをどう導入したら良いか、有効性をどう検証するか、といったことについて話し合いたいです。
発題番号(17)
漢字を楽しく学べるグローバルなネットワークを一緒に作りましょう
小川早百合(聖心女子大学)・本田弘之(北陸先端科学技術大学院大学)・栗原由加(神戸学院大学)・尾崎久美子(国際基督教大学)・関かおる(神田外国語大学)
漢字を「難しい」と感じて、行き詰まることがある学習者に、漢字は「楽しい」ものに転じさせるにはどうしたらよいかを調査研究してきました。その解決策として、漢字学習は語彙学習であり、それには学習者・教師が居住地・学習環境を超えて漢字教材を作り、学ぶ活動に参加できるネットワーク作りがよいと考え、ウェブサイトを立ち上げました。一緒にアイディアを深めてくれる仲間を集めています。
発題番号(18)
文法を可視化する―母語話者が描く意味と解釈
萩原孝恵(山梨県立大学)・西部由佳(山梨県立大学)・中村侑太郎(山梨県立大学4年)・宮原空来(山梨県立大学3年)
「電車に乗るとき、コーヒーを買った」さて、この人はコーヒーを“いつ・どこで”買ったでしょうか。みなさんは、この一文から、どのような場面・状況を想像しますか。本発題は、“文法を可視化する”と題して、日本語教育を担当する教員2名と現役大学生2名が、こうした文法項目に挙げられる用例を基に、頭の中に描く意味の世界を可視化しながら検討します。
発題番号(19)
中級日本語学習者に向けた「文学」授業の実践―トルコ人が読むショートショート
岡田和樹(ネヴシェヒル・ハジュベクタシュ・ヴェリ大学)
もしトルコの大学で、「文学」の授業を担当することになったとしたら。みなさんなら、何をどう授業しますか?発表者はまず星新一の短編小説、いわゆる「ショートショート」を扱うことにしました。なぜショートショートから始めるのか?作品選定の基準は何か?「文学」の授業にどのような工夫が必要なのか?それらについての、発表者の思考過程を、実践報告としてシェアできればと思っております。実際に授業で使用したプリントや学習者の提出物等の資料もご紹介いたします。主に「ボッコちゃん」という作品に関する発表を行いますので、お手すきでしたら事前にご一読いただくと、発表をより楽しめるかもしれません(未読でも全く問題ありません)。
発題番号(20)
美術展示のキャプションを〈やさしい日本語〉でリライトする試み―大学のゼミ活動における実践
丸島歩(北海学園大学)・三成清香(新島短期大学)・山田菜月(市立小樽美術館)・渡邊樹衣奈(北海学園大学3年生)・八田愛生(北海学園大学3年生)
美術館のことばには専門用語や難解な表現が含まれることがある。多様な人が集まる美術館における配慮を見つめ直すために、市立小樽美術館で「美術館×やさしい日本語」展を行うことになった。この企画展には北海学園大学人文学部の学生が関わり、美術作品のキャプションをやさしい日本語で書き換える作業を行った。この活動を通じての学生の学びを共有したい。
発題番号(21)
音声SNSを利用した日本語での交流について―CLUBHOUSEを利用した日本語コミュニティの形成を例に
長松谷有紀(桜美林大学)・服部真子(関西外国語大学)
筆者は2021年5月から、双方向で会話が可能な音声SNS「CLUBHOUSE」上に「にほんごではなそう」という日本語コミュニティを形成し、毎週土曜日の夜に行っている。現在130回以上開催し、2100人以上のメンバーを有し、15人のリーダーと運営中である。学習者と日本人が共に日本語で交流する場だが、筆者らの授業への日本人の協力や、学習者からの情報も得られる。音声SNSの台頭により、日本語教育の実践の可能性が広がっていることについて話したい。
発題番号(22)
年齢の多様性から一緒に日本語教科書を考えてみませんか
吉井雄樹(関西学院大学)
年齢は単に年の数を表すだけではありません。その数には社会的に付与された何らかの意味や価値観があり、それがゆえに私たちは年齢を正直に表現したり、尋ねたりすることを躊躇します。私たちは年齢に対する社会的な意味や規範意識と自分の年齢を照らし合わせながら年齢表現をしているといえるかもしれません。初級の日本語教科書では早い段階から「何歳ですか」のような年齢を直接質問する表現形式が導入されます。日本語教科書の年齢の扱いをその多様性から考えてみませんか。
発題番号(23)
医療系留学生のための日本語授業を考える―日本人学生とのビジターセッションを中心に
山口真葵(国際医療福祉大学)
発表者は現在、医療系大学において留学生の日本語教育に携わっている。医療系留学生は一般の大学生と比較してタイトな時間割が特徴であるため、学生からは「勉強に忙しく、日本人学生と知り合い、交流するという機会を持ちにくく寂しい。」という声が聞かれる。そのため、日本語の授業の中に日本人学生との交流授業を数回設けることを試みた。本発表では授業実践の様子と学生の反応、効果を中心に紹介し、医療系留学生にとって必要とされている日本語教育実践とはどのようなものなのか話しあいたいと考えている。
発題番号(24)
日本語教育とUDフォントの活用
岩﨑千恵(長崎短期大学)
フォントが学習者に与える影響や教材作りについて研究しています。コロナ禍においてPCや携帯電話の画面を通した授業が増加した中で、画面上のフォントによって学習者の視認性が低くなり、理解度も低くなった事例がありました。日本語教育とUDフォントの活用の仕方に興味関心がある方や、実践していらっしゃる方、学習者の書字教育に興味のある方、受け入れ側の日本社会の在り方を話し合いたい方、一緒にお話ししませんか。
発題番号(25)
〔参加辞退〕
発題番号(26)
ウェブサイト「わたし×にほんご」の紹介
瀬尾悠希子(茨城大学)・角南北斗(フリーランス)
ウェブサイト「わたし×にほんご」(https://watashi-nihongo.com)は、世界中の“日本につながる子どもたち”が、これまで日本や日本語とどのように関わってきたのかを語ったストーリーを掲載しています。当日は、ウェブサイトのコンセプトや製作上の工夫などを紹介し、子どもたちや支援者の方々がどのように使うことができるかを考えたいと思います。
発題番号(27)
ドラマ作り活動のファシリテーターへの準備段階に関する提案
董雪(東京都立大学大学院生)
ドラマ作りは日本語の練習だけでなく、人間関係の構築と処理や問題解決能力の育成などにも役立つが、まだ日本語教育における使用が広がっていない。筆者はドラマ作りのファシリテーターとして活動を行い、実際の活動状況、自身の経験、先行研究などに基づき、活動の第一歩となる準備段階に関する提案を共有したい。
発題番号(28)
いざ、バーチャルの世界へ! オンライン交流の実践と気づき
シャープ昭子(カルガリー大学)・石川比奈子(カルガリー大学)
発表者が所属するプログラムは、2021年と2022年5月に2週間のオンライングループスタディコースを実施しました。その他に、日本語のクラスでのC O I Lの実践、クラスへのボランティアの受け入れなどで200人以上、授業外での交流で120人以上の学生達とオンライン上で時間を過ごしました。今回はその実践から得た気づきの共有と、これからのバーチャルエクスチェンジの可能性についてみなさんと意見交換ができればと思います。
発題番号(29)
自己表現を促すクラスデザイン―心理的安全性と学力保障からのアプローチ
田野茜(京都大学教育学研究科)
発題者は、「言いたいことが言える」ようにするために学習者に「声」を与えるのが言語教師の役割だというビリーフを持っており、言いたいことが言えるような環境づくり、言いたいことが言えるようになるための教室活動・指導方法について考えて、日本国内外の高等教育機関で実践をしてきました。その実践の取り組みやそこでの反省点を共有し、ここからどのような実践や研究に展開させていくことができるかについて意見交換したいと思っております。
発題番号(30)
学部生を対象にした教養授業での台湾学習者へのオンラインインタビュー活動―遠隔での日本語教育実習を視野に入れつつ
守屋久美子(東京外国語大学博士後期課程)
※2022年度日本語教育グローバル人材奨励プログラム受給者
「日本語教育に興味がある!」そんな学部生を対象に、台湾の学習者に対するインターネット上のインタビューを行いました。当日は、活動の結果や活動でできなかったことなどの報告をたたき台にして、教養としての日本語教育のあり方や遠隔での日本語教育実習に関する考えなどについて意見交換などができればと思います。